流体解析|CFD

       

お客様の課題に応じて、CFD解析ソフトウェアを厳選し流体解析を行います。また、構造解析とCFD解析の連成解析(FSI解析・流体構造連成解析)も専門としており、構造に対する流体の流れの影響を解析・視覚化できます。事例として、空力による構造のたわみ評価・変形モード評価、浸水時の波力による損傷予測、冷却システムや熱流体による構造部材への影響評価などがあります。GRMのCFD受託サービスは、設計の正しい理解とさまざまな状況下で製品がどのように機能するかを把握するための有効なシミュレーション手法を提供します。

ジーアールエムの

CFDにおける特徴

POINT1:信頼性の高い流体解析/Reliable Fluid Analysis
CFDソフトウェアを厳選し、お客様のニーズに合った正確なCFD解析結果を提供します。簡素化したものから、流体特性を細かく評価できる解析まで幅広く対応します。これまでの主な解析事例として、エアロパーツの効果予測・車室内のHVAC性能評価などの空力評価、冷却システムの熱流体解析による性能評価、鋳造プロセスの成形シミュレーションなどがあります。

 

POINT2:流体 ・構造連成/Fluid/Structure Interaction (FSI) 
流体の流れによって構造物がどのように変形するのか、また構造物の変形による流れへの影響といった、流体と構造の相互作用を理解し評価することができます。車高変化によるグラウンドエフェクト効果の評価、ハイドロフォイル(水中翼)の強度評価、ブレーキローターの発熱/冷却/熱応力の評価など、様々な複雑な現象をシミュレーションにより評価しています。

 

POINT3:最適化解析/Optimisation
強度、剛性、流体力学、振動など、これらすべての荷重条件を一度に考慮することができる複合領域最適化(MDO, Multidisciplinary Optimisation)も得意とします。事例として、様々な強度要件を満たした冷却システムの流路設計などがあります。必要に応じて、複数のCAEソルバーを連成することで対応します。

車両空力解析

鋳造成型解析