複合材料製品開発|Composite Development

       

複合材料(CFRP等)を使用した製品開発において、レースの世界だけでなく日欧自動車メーカーとの開発など、20年以上の豊富な実績とノウハウがあります。CFRPやGFRPだけでなく、バイオコンポジットなど様々な複合材料製品の開発実績があります。材料試験の実施から積層設計(ラミネート設計)、量産化評価、積層(ラミネート)の図面作成まで、一連の開発プロセスを完全にサポートします。GRMの強みの一つである、自社開発のソフトウェアと最適化解析技術を駆使し、限られた期間内で、お客様のご要望に応じて複合材製品開発をお手伝いします。新規プロジェクトから、金属製品のFRP化材料置換など多様な開発をサポートします。

ジーアールエムの

複合材開発における特徴

POINT1:解析/Analysis
通常、複合材で作られた構造物のCAE解析は予測不能の破壊が多発するため困難を極めます。
GRMは、このような問題に対応する専門知識と経験を持っており、お客さまの納期に合わせてロバストで正確な解析結果を提供します。

 

POINT2:実測・材料モデル同定/Testing・Correlation
極めて正確な解析結果を得るためには、正確な材料モデル(相関のとれた材料モデル)が不可欠です。GRMは、実試験データと解析結果の同定を得意とします。実試験は各ケースに応じて、GRMの本社内、もしくは、認定を受けた試験サプライヤーなど、GRMが誇る広範なネットワークを介して行います。お客様から提供された実試験結果から材料モデルを同定することも可能です。
対応可能な材料モデルは、Nastran用MATカード(MAT8, MAT9など)の材料はもちろん、LS-Dyna用MATカード(MAT54, MAT58, MAT161, MAT138, MAT169, MAT240など)、Abaqus用材料モデルなどに対応可能です。

 

POINT3:最適化解析/Optimisation
構造最適化解析を使用した複合材構造物の開発において、20年以上にわたる経験と実績があります。CFRPなどの複合材料を使用する際、設計変数の数が多いため効率的なラミネート設計が困難であり、重要だと理解しています。GRMでは、これまでに培ってきた経験と知識、さらに自社開発のソフトウェアを活用し、お客さまのご要望に応じた高性能なラミネートを設計します。破壊モードのコントロールや剛性バランスの最適化など、様々な要求にお応えします。